鬼才デズモンド・ミュアヘッド設計・富士クラシックを攻略!

山梨県の富士山の麓にある、富士クラシックの攻略に挑戦してきました。

富士クラシック

富士クラシックの設計は、鬼才デズモンド・ミュアヘッド。葛飾北斎の富獄三十六景のイメージを基にしたリンクス風のコース。

富士クラシックの特徴は、以下の通りです。

    • 標高が高いため、都心に比べて5℃以上気温が低い。
    • フェアウェイは比較的広いが、グリーンの形状が複雑であり、奥行きが狭く、縦距離のコントロールが重要
    • フェアウェイは洋芝(ライグラス)のため、ボールが沈んでいる
    • ラフも洋芝(ライグラス)のため、粘りが強い
    • アプローチは、フェースを開いてバンスを使うことが効果的

富士クラシック攻略には、洋芝の対応、及びグリーンのターゲット設定がカギとなります。

本日のグリーン・コンディションは9フィート。天候は晴れ、最高気温は30℃でした。

10番 357Y PAR4

富士クラシック 10番
富士クラシック 10番

左にフェアウェイバンカーがある短めのPAR4。ティーショットは、バンカーを避け、右サイドのフェアウェイに置く。ひょうたん型のグリーンの手前サイドにピンは切られていて、比較的アクセスしやすい。残り145ヤードを8番アイアンで打ち、ピン奥8ヤードにパーオン。これを2パットで沈めてパー。

±0

11番 518Y PAR5

グリーン手前200ヤードほどから左サイドに池が広がるPAR5。ティーショットは、少し引っ掛けてしまい、左サイドのラフへ。池を越えるためには185ヤード必要であるが、ラフにボールの頭まで沈んでいるため、7番アイアンを選択。レイアップを試みたものの、うまくコンタクトせず、トップして右サイドのラフへ。残りは210ヤードあるため5番ウッドで打ち、グリーン手前右サイドのフェアウェイへ。ピンは逆L字型の奥に切られていて、奥行きが非常に狭い位置。残り55ヤードをSWで打つが少し飛びすぎてしまい、グリーン奥にこぼれる。このアプローチは寄せきれず、2パットのダブルボギー。

+2

12番 347Y PAR4

富士クラシック12番
富士クラシック12番

フェアウェイ中央から、グラスバンカー、その先に大きなバンカーが広がるPAR4。ティーショットは、グラスバンカーに入らないようにドライバーで押さえて打ち、フェアウェイセンターへ。奥行きの狭いグリーンに対して、9番アイアンで打つが、少しトップしてしまい、手前のバンカーへ。このバンカーショットは、3ヤードまで寄せたが、パットを決めきれず2パットのボギー。

+1

13番 185Y PAR3

グリーン手前に深いバンカーが広がり、グリーンの奥行きが狭いPAR3。ティーショットは5Uで打ったが、トップしてしまい、手前のバンカーへ。アゴが近くグリーンまでとどかせられず、手前の登り斜面のラフへ。深く沈んでいて、アプローチは出すだけ。次のアプローチも寄せられず、2パットのトリプルボギー。

+3

14番 411Y PAR4

右サイドにフェアウェイバンカーが配置されたPAR4。ティーショットはこのバンカー手前のフェアウェイへ運ぶ。セカンドショットは190ヤード残り、つま先上がりのライだったため、5番ウッドを短めに持ち、花道を狙う。狙い通りの場所に落ちたが、少し転がりすぎてグリーン奥のラフへ。粘りの強いラフから、SWを開いて打ったが少し飛びすぎて、ピンを5ヤードオーバー。このパットを決められずボギー。

+1

15番 549Y PAR5

富士クラシック15番
富士クラシック15番

左サイドに大きなフェアウェイバンカーが広がる真っ直ぐなPAR5。ティーショットは、バンカーを避けてフェード目に打ち、フェアウェイセンターへ。2打目は5Wで押さえてうち、フェアウェイセンターに運ぶ。残り125ヤードの3打目はPWで打ったが、右に押し出してしまい、グリーン右奥にパーオン。残り23ヤードのパットは2ヤードまで寄せ、このパットを鎮めてパー。

±0

16番 377Y PAR4

グリーン手前にバンカーがあるが、バンカーの中に卍型のラフが配置された特徴的なPAR4。ティーショットはフェアウェイ左サイドに運ぶ。残り140ヤードのセカンドショットは9番アイアンでフルショットし、ピン手前8ヤードにパーオン。このパットを2パットで沈めてパー。

±0

17番 122Y PAR3

葛飾北斎の富嶽三十六景を模した、特徴的なPAR3。ティーショットは、左に引っ掛けることを警戒しつつ、PWでライン出しをして打つ。少し右目に飛び出し、右サイドのカラーへ。これをパットで3ヤードまで寄せたが、このパットを決められずボギー。

+1

18番 317Y PAR4

富士クラシック18番
富士クラシック18番

左サイドがずっと池となる短めのPAR4。ティーショットは左に行かせないようにフェードで打ち、フェアウェイ右サイドをとらえる。残り65ヤードのセカンドショットをSWで打ち、ピン左奥10ヤードにパーオン。これを2パットで沈めてパー。

±0

前半はラフからのショットやアプローチに苦戦して、8オーバーの44。

1番 540Y PAR5

富士クラシック1番
富士クラシック1番

右にドックレッグしながら、打ち上げていくPAR5。ティーショットはフェードで狙ったが、逆玉が出てしまい、左サイドの林の中へ。セカンドショットはPWで林越えを狙って打ち、右サイドのラフまで運ぶ。サードショットはすぐ右サイドに木、少し先の左サイドに木があり、この間を狙って7番アイアンで打ったが、木に当たってしまい、左サイドのラフに戻ってしまう。4打目は、7番アイアンでフェアウェイに戻すだけ。残り220ヤードの5打目を5番ウッドで打ち、ピン手前20ヤードのラフへ。このアプローチはよらず、2パットのトリプルボギー。

+3

2番131Y PAR3

富士クラシック2番
富士クラシック2番

手前に池が広がるPAR3。ティーショットはPWで打ったところ、右に押し出してしまい、右サイドのラフへ。このアプローチは1ヤードに寄せて、1パットのパー。

±0

3番 351Y PAR4

左サイドにブッシュがあるPAR5。ティーショットは右サイドを狙い、右フェアウェイをとらえる。残り98ヤードのセカンドショットを、アプローチウェッジで押さえて打ち、ピン手前7ヤードにパーオン。これを2パットで沈めてパー。

±0

4番 408Y PAR4

富士クラシック4番
富士クラシック4番

軽くうちあげていくPAR4。ティーショットは右サイドのフェアウェイをとらえる。残り190ヤードのセカンドショットを7番ウッドで打つが、少し引っ掛け、左サイドのラフへ。左足下りのライだったが、うまく2ヤードまで寄せる。このパットは引っ掛けてしまい、2パットのボギー。

+1

5番 415Y PAR4

富士クラシック5番
富士クラシック5番

ほぼ真っ直ぐの眺めのPAR4。ティーショットはドライバーでフルショットし、フェアウェイ右サイドをとらえる。残り135ヤードのセカンドショットを9番アイアンで打ち、グリーン奥目にパーオン。これを2パットで沈めてパー。

±0

6番465Y PAR5

ほぼ真っ直ぐの短めのPAR5。ティーショットは少し巻いてしまい、左サイドのラフへ。手前に林があり、グリーンサイドを狙えないため、5Uで右のバンカー手前まで運ぶ。残り60ヤードの3打目をSWで打つが、ショートしてしまい、グリーン手前のカラーへ。2段グリーンの上のピンのため、PWで転がしたが、強く入ってしまい、ピンの奥7ヤードへ。このパットを沈められずボギー。

+1

7番 363Y PAR4

グリーン左サイドに大きな池が広がる、少し打ち下ろしているPAR4。ティーショットは、左方向に飛び出し、左サイドのラフへ。ピンが手前で残り60ヤードだが、強い左足下りのため、SWでダフらないように、カットに打ち、グリーン手前にパーオン。残り5ヤードのパットは決めきれず、2パットのパー。

±0

8番 166Y PAR3

左右に大きなバンカーでガードされたPAR3。6番アイアンでのティーショットは少しトップしてしまい、右サイドのラフへ。このアプローチは2ヤードまで寄せたが、パットを決めきれずボギー。

+1

9番 294Y PAR4

左にドックレッグする、短めのPAR4。ティーショットは5番ウッドで打ち、少し左に引っ掛けたが、うまく斜面に跳ねてフェアウェイをとらえる。残り90ヤードのセカンドショットをSWでフルショットして、パーオン。残り4ヤードのパットは決められず、2パットのパー。

±0

後半は6オーバーの42。トータルは+14の86。

洋芝のため、フェアウェイでもボールが沈むこと、アプローチがかなり粘っこいことなど、これらの打ち方を工夫することが、攻略のポイントでした。

またグリーンの形状が特徴的なため、できるだけ広い方向を狙うなどの工夫も必要でした。